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Text File  |  1995-02-19  |  5KB  |  108 lines

  1. ***************************************************************************
  2. **          中学校関数ドリルシステム        フリーソフトウェア版         **
  3. **                               安藤忠展    NIFTY ID:GBB03011           **
  4. ***************************************************************************
  5.  
  6. 【開発言語】  Quick-BASIC Ver 4.5
  7. 【動作環境】  MS-DOS Ver 3.1 L36, MS-DOS Ver 5.0 L22,TOWNS-OS V2.1 L20以降
  8.               FM-TOWNSシリーズ,FM-TOWNS MARTY,FM-R50シリーズで
  9.               MS-DOSの環境
  10. 【開発者】    「たっちゃん」こと安藤忠展
  11. 【種類】      フリーソフトウェア
  12. 【配付条件】  個人、および、学校での利用なら可
  13.  
  14.  自分が、中学校教員であり、コンピュータのドリル学習ソフトを作る必要性が出てき
  15. たので開発したものです。NIFTY FCAIフォ-ラムには、小学校版のドリルを昔アップ
  16. しました。それの中学校版です。
  17. Quick-BASIC版で,中学校のすべての関数領域の関数ドリルです。
  18.  
  19.  FM-TOWNSで、お子様の学力アップを!
  20.  コンピュータを新しく購入する理由になるのでは?
  21.  
  22. ☆利用方法☆
  23.  必要なファイルは、
  24.    KMENU.EXE      中学校関数ドリルメニュープログラム
  25.    KMENU.DOC      ドキュメントファイル
  26.    KMENU.GGG      ヘルパー用ドキュメントファイル
  27.    1KANMENA.EXE   1次関数のドリル プログラム本体1
  28.    1KANMENB.EXE   1次関数のドリル プログラム本体2
  29.    1KANMENC.EXE   1次関数のドリル プログラム本体3
  30.    2KANMENU.EXE   2上に比例する関数のドリル プログラム本体
  31.    HENMENU.EXE    量の変化と比例のドリル ポログラム本体
  32.    GAKUK.EXE       学習者反応データ処理システム1 プログラム本体
  33.    GAKUKAN.EXE     学習者反応データ処理システム2 プログラム本体
  34.    GAIJI.KEI     外字ファイル
  35.    TIMEDSP       時間表示設定ファイル
  36.    DRIVESET.DAT  学習者反応データファイルドライブ設定ファイル
  37.  
  38.  GAIJI.KEIを利用します。リターンマークや2乗の表示用などを使います。
  39.  そのため、これを登録しないとうまく表示されない問題もあります。
  40.   GAIJI gaiji.kei /L で 外字を読み込みます。
  41.   Kmenu
  42.    これで、Kmenu.exeが起動します。
  43.  Kmenu.exeをms-dosとしてアイテム登録
  44.  してください。その時、ディレクトリ移動ありとして下さい。
  45.  これでうまく動くはずです。
  46.  
  47.  
  48.  以下、このソフトの説明です。
  49.  
  50. (1)中学校用ドリル学習ソフトの開発
  51. 1.開発の基本方針
  52.  数学におけるコンピュータ利用のドリル学習ソフトは、開発の基本方針を
  53.        +----------------+
  54.        |簡 単 で 使 い や す い |
  55.        +----------------+
  56.  とし、一連のドリル型学習ソフトを開発していった。これは、コンピュータを利用
  57. する側の教師がコンピュータ利用の初心者であっても簡単に使用できるようにするた
  58. めと、使う側の児童・生徒も違和感なく、コンピュータ利用に戸惑うことなく使える
  59. ようにするためである。
  60.  
  61. 2.開発のポイント
  62.  開発の基本方針をうけて、開発のポイントを次のようにした。
  63. a)オートスタート
  64.  フロッピィディスクをコンピュータにセットするだけで、プログラムが起動し、
  65.  メニュー画面が自動的に表示されるようにした。
  66. b)簡単なキー操作
  67.  だれでも迷わずに利用できるように、入力するキーは、テンキー(数字のキー)と
  68.  リターンキーなど、最低限の種類にとどめ、複雑な操作を必要としないようにした。
  69. c)誤操作の防止
  70.  学習に関係のないキー(例えば、ブレイクキー)に触れても、途中でストップして
  71.  しまうことのないようにした。
  72. d)メニュー選択方式
  73.  自分がどんな内容を学習するかを選択することができ、自分の弱点や学習したい所
  74.  を重点的に学習できる。自己学習力の育成にも役立つ。
  75. e)1コースにつき5問
  76.  ドリル型学習ソフトなので、繰り返し学習することが目的である。そのため、1コ
  77.  ース5問程度が適当かと考える。
  78. f)ランダムな出題
  79.  学習の定着を目的とするドリル学習では、繰り返し学習することが大切である。
  80.   そのため、コンピュータの乱数発生機能を利用して、問題を作成する。何度も繰り
  81.   返し同じメニューを学習しても、出題される問題が違い、学習者が飽きないように
  82.  工夫した。
  83. g)解説、説明がない
  84.  何度も計算練習をし、計算力の定着を重点目標としているので、計算方法を学習
  85.  するのが目的でない。だから、コンピュータの画面には、解説や説明が一切なく、
  86.  問題を表示し、解答を入力するだけである。そのため、このドリル型学習ソフトを
  87.  利用するには、ある程度、計算方法を理解した生徒が、より一層、計算力をつける
  88.  (速く、正確に解く)ためのドリル学習である。それに、解説や説明のない方が、
  89.  開発者の思想が入らず、他の教師が利用する場合、利用しやすいという場合もある。
  90. h)大きな文字で問題表示
  91.  拡大文字で問題を表示し、利用しやすくしてある。
  92. i)点数と時間の表示
  93.  1コース終了時に、点数と時間を表示する。中学生にとっては、少しでも速く解こ
  94.  うとする意欲が表れるので、時間を表示することで、より一層関心を持たせることが
  95.  できる。ただ、問題によって時間のかかるものもあり、時間表示をさせるかどうかの
  96.  設定ができるようにあった。
  97. j)評価の表示
  98.  1コース終了時に、間違いの種類、評価を表示する。5段階評価で、少しでも評価
  99.  が5になるように、集中して解くことができる。
  100.  以上のような「開発のポイント」を考え、ドリル型学習ソフトを開発しました。
  101.  
  102. 最大のポイント
  103.  学習内容がフロッピィディスクに記録できることです。
  104.  ドライブB:にフロッピィディスクをセットすれば,自動的に学習内容が記録されます.
  105.  この記録された内容を解析するためのシステムも開発しました。
  106.  それが、「学習者反応データ処理システム」です。
  107.  学習者の理解状況把握などにご利用下さい。
  108.